007 - ミニマル・ライフ
ミニマリズムは多くの哲学者やアーティストが一度は触れるテーマだと思う。Less is more(少ないことは豊かなこと)という言葉があるように、何かと最大化させるためには減らす必要があるのだ。俺はこれを人生にも取り入れるべきだと思う。
例えば固定費。スマホ代などを某大手キャリアを利用したりしていないだろうか。今すぐ格安SIMに変えよう。あれは明らかな情弱ビジネスである。俺はPovoを使っている。最近はPovoとアマプラが連携して、両方年額で安く済ませることができている。固定費を減らすことは長期的に見てかなり重要なことだ。
1ヶ月6万円の固定費があるとする。1年経つと72万円。2年経つと144万円。と馬鹿にならない数字になっていく。家賃にせよサブスクにせよ、安ければ安いほどいいのは間違いない。固定費が1万円減って5万円になるだけで、2年後には22万円もの差が生まれる。それで人生のQOLを上げる方が幸せになれる。
ただし、削ればいいというものではない。それでみすぼらしい生活をしていては意味がない。人生は幸せに生きるべきなのに、それでは手段と目的を履き違えている。ミニマリズムとは何もかも削る生き方ではなく、自分にとって必要最低限のものだけで生活することだ。例えば音楽家はミニマリストだとしても、PCがいるし、オーディオインターフェースやスピーカー、マイクやギターなど、どうしても生活する上で必要なものがある。それらを削ると仕事にならないのだが、その上で削れる部分を削るのがミニマリズムだ。
例えばPCは選び抜いた一台を使ったり、ギターも必要最低限の数本にまとめたりする。その人にとって必要最低限と言えれば、その人はミニマリストなのである。もちろん名乗ればいいという問題でもないが、これは哲学の問題である。客観的に見たミニマリスト、というのは存在しない。そこには必ず主観的解釈がある。
俺はミニマリストである。服も決まったものしか着ない。お気に入りのスタイルを固定することで、いつでも好きなスタイルの自分でいられる。服に悩むこともない。人生は選択の連続だとよく言われるが、その選択を服に費やさずに済む。おかげで服の悩みは皆無だ。だがアートをやる上で持っておかないといけないものはある。俺もギターなど持っているが、必要最低限のものしか持っていない。周りから見たらミニマリストなど到底言えないかもしれない。だが俺の中では俺は紛れもなくミニマリストなのである。
自分の荷物を全て覚えている。意識して買っているからだ。自分がもし明日身ぐるみを剥がされて何もなくなっても、買い直せば済む。そのためにいくら必要か、計算するのも容易だし、計算しておけば最終防衛ラインの生活費を保持しておくだけで、あとは何も気にせず生活していける。
一点豪華主義、少数精鋭の持ち物で豊かに暮らしていける。ミニマル・ライフ。いかがだろうか。あなたの人生にもぜひ一部としてでも取り入れてみると、もしかしたら悩んでいた問題が解決するかもしれない。